東京のあるビルのエントランスに材料を納めさせて頂きました
「マニルカラ」という樹種のウッドデッキ(天井)と桟(壁)です
デザイナーさんからの依頼で「木材を取取り入れたい」という意向でしたので、何種類かサンプルを送らせて頂いて「色合い」でマニルカラが選ばれました
今までマニルカラが求められていたのは「強度」や「耐久年数(20年以上)」だったので、今回の色合いで選んで頂けたのはちょっとうれしかったです
マニルカラは個人的に一番好きなデッキで、自分の家にも貼っていたので、私もその「色合い」が好きだという事もあって「好みが一緒だ」とうれしくなりました
入り口から階段を昇るとこんな感じです
やはりビルが基本、タイル・コンクリートなので木材を取り入れるとアクセントになります
お互いを引き立て合うような感じです
いい空間だな、と感じるのは「好対照なモノが同居している」ことが多いです
今回だとタイル・コンクリートに対しての木材(素材として)、そしてグレー色(タイル・コンクリ―ト)に対してのブラウン色(マニルカラ)のような素材的にも色合い的にも好対照なモノが同居しています
デザイナーさんもそれを狙っていたと思います
こうした完成現場を見るのはいつも面白いです
もっといろんな場所でいろんな空間を見てみたいです
※マニルカラについて http://www.manilkara.com/