「長持ち」は「安心感」をもたらし「コストを遅らせる」環境をもたらす

「幅の広い板で塀を作りたいんやけど」

「マニルカラっていう木で幅120mmのがあるんですけど」

「もっと広いの無い?」

「一応、幅150がありますけど厚さが30なんで高くなっちゃいますよ」

「じゃあ両方で見積もって」

マニルカラで20×120mmと30×150mmの2パターンの見積を送付したところ

「150の方で頼むわ」

と今回の案件が決まりました

元々マニルカラは非常に強度・耐久性に優れた木材で、ウッドデッキとしても厚さ20mmで20年以上使用できるくらいの木なんです

塀板ならもっと負荷はかからないので雨には濡れやすいですが寿命は長くなると思います

通常ならコストの事も考えて厚さ20mm(もしくは12mm)が一般的なので、今回の厚さ30mmの塀板使用は初めてでした

おそらく建築会社さんよりもお家の方が「幅150mm」にこだわられたんじゃないかと思います

それにしてもやっぱり重厚感が違いますね

今まで見てきたマニルカラの塀よりもそこを感じます

頑丈で丈夫な塀が出来ました

一体何年もつのだろうか、想像がつかないです

でも建築全てに言えますが、「長持ちする」は生活する上で「安心して過ごせる」という一番重要な要素を「長く」もたらすことが出来ます

また、コスト面でも途中でメンテナンスや交換・補修などいずれは起きると思いますがその時期を「より遅くさせる」ことが出来るので「一番コストを遅らせる(コストをかかけさせない)」環境とも言えます

いい現場を見ることが出来ました

※マニルカラについて http://www.manilkara.com/

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